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二次情報よりも一次情報を取に行け!

前のページ「転職に読書は有効か?」では読書なんかしている暇があったら、
とにかく面接に行った方がいい!ということを書きました。

また、「資格はどこまで威力を発揮するの!?」では、
資格を持っていることと、現場で活躍できるということはイコールではない、
ということも説明したと思います。

転職バカはいわば現場主義、実践主義なわけですが、
ここでは、このあたりについて書いてみたいと思います。

ここで書く内容は、転職活動に限ったことではなく、人生全般に重要なことで、
転職バカがいつも意識していることです。

つまり、本から得た知識よりも自分の経験から得た知恵の方がはるかに重要!

その前に、まず一次情報とか二次情報ってなんなの?というところから説明します。

簡単に言うと、自分の経験から得た情報を一次情報、
自分は経験していないけど、人から聞いた情報を二次情報と言います。

つまり、同じ情報であっても、自分が経験した情報か?
人から聞いた情報か?によって一次情報か二次情報かが決まってくるわけですね。

そして、一次情報は完全に生の情報になりますが、
二次情報になると一段階現場から離れた情報になるので、
臨場感は一次情報の方が高くなります。

たとえば、株を実際にやって一次情報を持っている人が、
「株式投資は初心者でもそんなに難しくないよ。」と言うのと、
本を読んで得た知識、つまり二次情報しか持たない人が、
「株式投資は初心者でもそんなに難しくないよ。」と言うのでは、
まず説得力が全然違ってきますし、その背景にある知識量が全然違ってきます。

違う表現で言えば、みなさんは、
スポーツニュースなんかにもバンバン出てくる野球評論家の話と、
楽天イーグルスの二軍の投手である永井怜選手の話だったら、
どちらが聞きたいですか?

転職バカは野球に詳しいわけではありませんが、
永井選手はとても有名な選手とは言えません。

でも実際にプロとして二軍で頑張っているので、
野球に関する臨場感のある情報を豊富に持っていると言えます。

どう考えても絶対に永井選手の話の方が有益です。

面接に行かずに読書をしようととしている人、
本から面接対策のテクニックを学ぼうとしている人は、
頑張って評論家になろうとしているようなもんです。

その人が持っている一次情報というのは、
面接対策の本にはいろんなテクニックが書いてある、という情報だけです。

その人は、実際に面接でそのテクニックが通用するかどうか?を知りません。

評論家は二次情報のコレクター、
実践家は知らないうちに一次情報で脳が埋め尽くされています。

自分がなるのであれば絶対に後者の方がいいですよね?

そして会社がほしい人材も後者です。

本を読むなとは言いませんが、
本は補足程度にしておいて、実践から得られる経験の方を柱にすべきだと転職バカは思います。

会社を辞めてから転職活動をしている人や、
ニートから脱却するために転職活動をしている人は、現状本業が無いわけですから、
下手したら読書が軸になってしまいかねませんが、そうならないためにも、
CAとコミュニケーションを取るなり、面接に行くなりして、
実践・現場での活動を軸にしてほしいと思います。

1時間の読書から得られる経験値と、1時間分の行動から得られる経験値の差について

このページにもう少しだけ書かせてください(笑)

一次情報と二次情報の説明とはまた違った考えになりますが、
読書と行動のどちらが自分にとっての糧になるか?というお話として、
わかりやすい例で説明してみたいと思います。

少し小難しい話になるかもしれませんが、
興味のある人は読んでみてください。

読書というのは基本的に文字情報のみです。

でも、実際に行動すると視覚、聴覚、嗅覚、触覚など、
多分味覚以外の全ての感覚を駆使して自分が体験することになります。

そう考えると、読書を1時間した場合と、行動を1時間した場合では、
得られる経験は格段に違うと思いませんか?

これ、パソコンのテキストファイルと動画ファイルで考えるとわかりやすいです。

テキストファイルというのは文字情報だけのファイルのことです。

人間が1時間に読める文字数はだいたい18,000文字程度だそうですが、
仮に1時間で読める文字数を18,000文字とした場合、
18,000文字びっしり書いたとしてもファイルサイズ的には40キロバイトとかそんなもんです。

でも1時間の動画ファイルとなると、
画質を観れる範囲である程度落として圧縮したとしても、
下手したら1ギガバイトくらいは行くと思います。

1ギガバイトというのは1,000,000キロバイトです。

文字情報を頑張って読んでも40キロバイト程度の情報しかありませんが、
動画ならその2万5000倍の1,000,000キロバイトもの情報量があります。

動画なら、言葉にできない微妙なニュアンスも表現できるので、
情報量としては、テキストファイルより圧倒的に多くなります。

さらに動画は2Dで臭いもしませんし風も吹きませんが、
実際の体験は立体映像で触覚も刺激されます。

簡単に言えば、
綺麗な夕日の景色を実際に見た人の感動をそのまま伝えることは絶対に不可能なんです。

なので、実体験は動画よりも情報量は多いので、
家に引きこもって文字を読んでいるだけの人と、
面接に行きまくって場数をこなしている人の経験値の差は圧倒的に開いてきます。

ちょっと話がそれますが、これをずっと続けている人は、
人生自体が濃いものになると思っています。

たとえば、
SNSが発達した昨今ではネット上でのコミュニケーションが簡単にできるようになりました。

でも、現状ネット上でのコミュニケーションは文字情報がメインなので、
実際に会って同じ会話をした場合に比べて情報量は全然違うわけです。

昔なら人に毎日人に会っていた人が、
今ならSNSのメッセージで済ませているかもしれません。

そういう点で、転職バカはネットやメールでのやり取りばかりをしている人の人生は、
徐々に薄まってくるんじゃないかと感じています。

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ちょっと話がそれましたが、
とにかく又聞きレベルの情報で満足するんじゃなく、
自分で得た情報・知恵を信じるようにしましょう。

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